石巻市の牡鹿半島を入ってすぐ、桃浦(もものうら)のマップを高校生が作成しました。

かつては海すぐそばにあったお店も東日本大震災の津波で流され、
震災後は居住を建てることができる土地も減り、人口減少が著しい地域です。
そんな桃浦には、今でも住み続けている方や桃浦の自然に魅了されて活動される方がたくさんいます。
人としての営み、大地の豊かさを肌で感じて生きることができるこの場所を、
これからも守っていくために「もものうらばなし」を作成しました。

作成では、高校生が現地に行き取材や住民との交流をはかり、
今と昔のそれぞれの桃浦の魅力を一つのマップにまとめました。
また、イラストも高校生が一部担当しています。

牡鹿半島は小さな浜集落がたくさんあるので、どこも面積自体は小さいのですが、
その浜集落ごとの文化や慣習、何より地元愛があります。
この暮らし自体が今の日本にとって、貴重な、これからも無くしてはいけないものだと思います。
私たちは、このもものうらばなしを通して、これからも桃浦の魅力を発信していきます。

実施期間2020/7~2021/3
参加高校生15名
参加高校一覧宮城水産高校

本事業は「石巻市心の復興事業」の一環で実施しました。

Credit

map design : 加藤くるみ
illustration & text : 参加高校生