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スタッフレポート May,2019

こんばんは!もう季節は初夏でしょうか。石巻でも日中は暑くて半袖を来ている人をチラホラ見かけるようになりました。

今月は自然と触れ合い、心が癒される体験をしました!

ひとつは石巻産の桃生茶の茶摘みのお手伝いです。私たちは桃生茶を粉末にしてミルクと合わせた桃生茶ラテをカフェ事業の中で販売したり、高校生事業の中でも桃生茶を販売させていただいたことがあったのですが、茶畑を見たことがなく、念願の機会となりました。茶畑は想像以上に広く、山を少し登ったところにひっそりと佇み、大事に守られ・育てられているようでした。茶摘みをしていると葉の柔らかさと色の鮮やかさがだんだん愛おしく見えてきて、夢中になってしまいました!けれど、それほど夢中でやってもカゴの半分にも満たず、人の手で摘むのは本当に大変なことなんだとわかりました。

 

もちろん、機械でも摘み取るそうなのですが、お茶となる葉だけを摘むのにはそれでも人の手で選別する一手間があるそうで、どちらにせよとても大変なのだそうです。お話を聞いたり茶摘みを体験し、普段何気なく飲んでいるお茶が本当に貴重だと思いましたし、出がらしまで心底おいしく味わいつくしたいという気持ちにもなりました。(※桃生茶の茶摘み体験は常にできるサービスではないとのことなので、ご理解ください。)

そして、東北コットンプロジェクトさんの苗植えもお手伝いさせていただきました。

震災後に始まったプロジェクトで、いまでは国内のコットン生産率No.1という功績が!
こちらも想像以上にコットン畑が広くびっくりしたのですが、もともとは普通の山だったそうです。震災後に盛り土に使う土としてごそっと山が開かれ、そこを利用してコットン畑にされたそうです。コットンの他にもラベンダーやハーブなど、様々な植物も栽培しておられました。苗植えは、畑に機材で小さな穴を開け、そこに苗を手作業で植えていきました。最後に芽の周りに土を盛るのですが、その盛った土が數十分で乾いていて、眩しい太陽の元たくましく育ってこそ、あのふわふわの状態が生まれることがなんだか不思議に感じました。

お昼には、拠点の地主でありプロジェクトのメンバーでもある赤坂さんのご家族がとーーーーーーってもおいしい農家ごはんをご馳走してくださいました!こちらがボランティアできたのに、こんなにもてなしていただいていいのだろうか・・・というくらい本当においしかったです!

 どちらの体験も滅多にできることではないので、本当に参加させていただき感謝です。生産の現場を知ることは、「手間暇がほんとうにかかっているんだな」と、生産者の皆さんの苦労を感じるとともに、「こんなにも繊細で、優しくデリケートに育てられているのか」と、素材に対する生産者さんの愛情も感じました。

そして、「地元産」について改めて考える機会となりました。
かぎかっこの高校生百貨店という取り組みでは、インタビューの際に「この商品のこだわりはありますか?(地元の食材使ってたりするのかな?)」、販売の際に「石巻産の○○を使っていますよ!(地元でしか作られていなくて、地元感満載ですよ!)」など、地元産というキーワードが常に頭の中にある状態で仕事をしています。プライベートでも、旅行に行ったら「これはここの地域の原料使っているのかな?」「この地域にあるお店の商品かな?」と気になったりしますね。
けれど、改めて「地元産って何がいいの?」と問われたら、皆さんならなんと答えますか?

他の地域で作られたものは流通の時間がかかり、地元産のほうが鮮度がいいのではないか。そしてその分安価でお財布に優しいのではないか。けれど加工品に関しては大企業なら大量生産で安い単価で製造できても、地元企業はそうはいかないのではないか。などなど、メリットデメリットがあり、明確な答えが出るようで出ないなぁ・・・とも思いました。

そこで、(いまのところの)結論を出すのに、「地元産のものがなくなったらどうなるんだろう?」と問いを変えた方が、ピンとくる答えにたどり着きました。
農家さんがいなくなったらお米が食べられなくなって、野菜も食べられなくなって、、、そしたらこれまでの食生活が変わるでしょう。田畑がなくなってしまったら、景観もガラッと変わりそうですよね。そして「どこ出身なんですか?何が有名なの?名産品は?どんなところ?」なんて何気ない自己紹介の会話で、話せることがなくなってしまうのではないでしょうか。

私は、その地域の文化・生活・魅力・価値を守り、より高めていくために地元産を消費するのだと思いました。
ちょっと堅めな、真面目な定型文になりましたが、生産者の皆さんが熱い想いを持ってつくられたものだからこそ、そのくらいの気持ちを持って、価値を自分なりに理解して・考えて購入する消費者がもっといていいんじゃないかなあと思います。

まだまだこのブログの展開が定まっておりませんが、いろんな観点で、実体験を交えた自分にしか書けない文章を書いていきたいなと思います。今年度のかぎかっこはアウトプット強化でいきます。

(スタッフ加藤)

 

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